どうも(^o^)ノです。
住友林業の自家自讃Vol.76の1軒目、2階も地下も、「指令塔」から見渡せる家 について語ってみます。
重厚な印象のシンメトリーな外観
「どっしりと落ち着いたたたずまいの外観に」とのご希望を反映。ふたつの塔が木々の間に立ち上がるイメージを表現しています。直線で構成された外観と、山並のようなラインの外構が、バランス良く調和。裏手には、敷地の高低差を活かした地下ガレージの入口が。
*左右対称を目指しているということで、徹底されてます。こういう施主さんは、きっとベランダのところに見える給排気口も左右に設置したかったんだろうなぁ、と思ってみたり。
*玄関扉も両開きになってますね。こういうのあるんだなぁ。
大きな広がりが迎える玄関ホール
右手はインナーテラスを見せるガラスの壁。リビングとの間は天井までの高さの間仕切りを設け、開けておけば開放感もさらにアップ。お仕事がら大勢のお客さまをおもてなしすることも多いW邸。大きな空間が、訪れる方もゆったりとお迎えします。
*この框(かまち)、シート張りのではなくて、ちゃんとした木を使っているように見えます。(わかんないけど)
*框とか巾木とか、けっこう標準仕様だと木っぽく見せたやつになっちゃうんで、こういう感じだと良いですよね。
階段と一体になった住まいの中心のLDK
「いつも家族がお互いを感じていられる家にしたかった」とWさんご夫婦。 階段横のカウンターはさながら住まいの「指令塔」として地下から2階まで家全体が見渡せます。 空間が一体につながり「子ども達も親の気配が分かるので安心みたいですね」とか。
*リビングから奥や2階へ移動するために階段が複数箇所あるので、角ばった印象になりますが、カウンターや吹き抜けが曲線になっているので、うまくバランスとれているように感じますね。
*全体的に細かいところまで、お金かけていそうな感じがします。
家族の行き交う中央にパソコンコーナー
ご家族が行き来する階段のそばには、共有で使うパソコンコーナーを。それぞれが使いたいときに自由に使えます。ここは、時にはお子さまの勉強コーナーに。「小さなうちは勉強部屋より家族が集まる場所に」というお考えのもとに生まれたコーナーです。
*格子がちらほら見えると、ちょっと「和」な感じがします。
*やっぱりむやみに床や建具の色を変えないようにすると、統一感がでていいですよね。
デザインにこだわった軽やかなキッチン
奥さまが選ばれたのは、イタリア製の美しいシステムキッチン。吊り戸棚のないペニンシュラ型のキッチンは、ダイニングとのつながりがひときわオープンで、お料理中も家族の様子がよく分かります。カウンター下の棚は見せる収納として空間のアクセントにも。
*これ、もしかしてキッチンの奥から裏に空間作ってませんかね。隠しパントリー?こういうのいいなぁ。
*食器用の収納キャビネットと高さのラインを合わせるために、冷蔵庫の上部に造作ついてますね。住んだ後のことまで考えてるってすごいですよね。
独立性の高い、ゲストルームに最適な和室
障子や襖、床の間などに、個性的な意匠を取り入れた和室。 手前のタイル敷きは玄関の土間。 玄関ホールから直接上がれるうえに家族の生活空間とは独立した配置なのでお客さまも「離れ」感覚でゆったりくつろげます。
*塗り壁がキレイ。
*床の間上部の曲線、格子、障子の桟(さん)、どれも標準ではないタイプで細かく依頼していることが伝わってきます。もはや展示場クラス。逆にいえば、普通に建てるとこうはならない。
やわらかな印象を洗面室に
1階のゲスト用の洗面室は、奥さまこだわりのデザイン。 白い洗面ボウルやカウンターと椅子にあしらったフラワープリントも、やわらかで清潔感のあるイメージ。 大きなミラーが空間を広く見せ、ガラスブロックや足元の間接照明が穏やかな明るさを演出します。
*う~ん。ここまで施主のスタイルを出せるってなかなかないですよね。自分は男子なんで花柄とかは好まないですが、ここまで世界観出てると全然受け入れられますよね。ホテルみたい。
はい~。どうでした?
今回も素晴らしい家でしたよね。
これから建てる方は、自分たちの世界観を作ってからハウスメーカーと打ち合わせしてみると良さそうですね!