ずしお邸のインテリアの方向性

北欧インテリアのイメージ
▼北欧インテリアのイメージって、こんな感じ
シンプル
木のぬくもり
リラックス
そんなイメージのある北欧インテリアにはやはり惹かれるものがあります。
我が家の建具・家具
我が家では、建具や家具など、硬いモノの色はブラックチェリーで統一しています。
ダイニングキッチンやTVボードでは、朝日木材さんのBOSCOというシリーズを使っています。
▼BOSCO
我が家のソファー・カーペット
硬いモノはブラックチェリーで統一していますが、一方、やわらかいものの色はベージュで統一しています。
▼イメージ
好きな照明
北欧照明と言えば Louis Poulsen (ルイスポールセン)が素敵。
▼ルイスポールセンの照明
我が家にも付けたかったのですが、空間を広くするためにペンダント照明は諦めました。残念・・・。
我が家の照明は、基本的に天井埋め込みの暖色系LED照明になっています。
北欧照明が素敵な理由

そのヒントは北欧スタイル2005年8月号にありました。
ずっと前から「読みたい読みたい」と思い続けていた本です。図書館にありました。
▼北欧スタイル2005年8月号
私は前からルイスポールセンの照明にべたぼれしていました。

と疑問に思っていて、その疑問を解消する何かがこの本にあるのではないか、とずっと考えていたのです。
今回はそんな本の中から、ルイスポールセンの照明が素敵な理由をご紹介してみたいと思います。
理由①:北欧デンマークの陰鬱で厳しい冬
デンマークをはじめとする北欧の朝はとても暗いです。
朝10時くらいまで明るくならず、明るくなったとしても鈍色(にびいろ=濃い灰色)の空。
日中でもストロボをたかないと写真すら満足に取れないくらいに暗い。
そんな季節が10月の中旬から3月の終わりくらいまでずっと続くのです。
私ずしおもイギリスにホームステイしていました。
そのときに、緯度の高い地域での日の出 日の入りのタイミングが日本とはずいぶん違うことを身をもって体験していました。
そのような訳で、北欧デンマークの人々は家の中の暮らしを明るく暖かく過ごそうと努力してきたようです。
▼ルイスポールセン社長の自宅リビング
理由②:ルイス・ポールセンの本国社長(当時)の考え
ポール・ヘニングセンのデザインのどこが素晴らしいかを質問すると
社長「明かりが灯っていても灯っていなくても美しいと思えるところかな」
という回答。
▼灯っていても美しく、灯っていなくても美しいアーティチョーク。社長の自宅ダイニング。
理由③:流行り廃りのないデザイン
照明のデザインにも地域柄があります。
例えばイタリアのデザインはスタイリッシュだけど寿命が短く、ファッションと同じように流行り廃りがある。
一方、北欧のデザインはそれとは全く逆で、名作と呼ばれるものは いつまでもデザインが古びれることがない。
理由④:北欧らしさの演出
北欧照明が表現すべきは「明るさ」よりも「暖かさ」だそうです。
一方、日本は昔から「夏を旨とすべし」という考え方があって、「暖かさ」よりは「涼しさ」を重んじる傾向が強いとのこと。
確かに白色蛍光灯とか昔から日本ではよく使われていますね。涼しい、というか冷たい感じ。
▼暖かさを表現する北欧照明。副社長の自宅
理由⑤:設計のこだわり
PHランプのシェードは対数螺旋という独特の曲線によって形取られています。
ポール・ヘニングセンが照明をデザインする際に一番気を使ったのは「絶対にグレアを出さない」ということ。
グレアとは、光源などを直接見たときのまぶしさのこと。
本来照明の担う役割は、空間や物を照らし出すところにあるのですが、一方でグレアが起こると空間や物がきちんと見えなくなってしまうのです。
その他の北欧照明
さきほどの北欧スタイルには、他の照明ブランド(レ・クリントとか)についても色々書かれていました。
さて、北欧照明でルイスポールセン以外ピンとこない方向けに、簡単に北欧照明について補足しておきます。
▼1番人気は、やっぱりルイスポールセン。
ルイスポールセンは、本当にどのサイトでも取り扱っていますね。
▼また、「レ・クリント」も有名&人気です。
▼また、ヤコブソンランプも聞いたことがある人が多いとおもいます。
北欧照明と言えば、とりあえず「ルイスポールセン」「レ・クリント」「ヤコブソンランプ」をおさえておきましょう。
ちなみに、これまでUPしてきた画像に載っているのは海外ブランドが多いです。
照明にこだわってみたい方は北欧照明に限らず色々なブランドを見てみるのもいいかもしれません。
ちなみに私はひととおり色んな照明ブランドを見ましたが、やっぱりルイスポールセンに戻ってきてしまうのです。
やっぱり永久的な美しさを感じてしまうんですよね。ルイスポールセン。
ルイスポールセンを通販で安価かつ安心に購入するには
そんなルイスポールセンですが、通常、ハウスメーカーのインテリア担当の人にお願いして取り付けてもらいます。
ただ、高い商品ですからなるべく安く仕入れたいのも本音ですよね。
そんな場合には、照明を施主支給することをお薦めします。
我が家では、引越し前のマンションで使っていた照明をそのまま付けました。施主支給と同じ考え方ですよね。
施主支給では、店舗で購入していただいてもOKなんですが、やっぱり値段的にも持ち帰る必要がない点でもオンラインショップが便利です。
ただ、扱っているサイトが多すぎて選ぶのが大変なのと、あと、地味に大切な「コードカット」のことを考えると、実は「ヤマギワ」のオンラインショップがベストなんじゃないかと思っています。
▼ヤマギワは照明メーカーなんです。
▼国内の照明メーカーの中でも堅実なポジション
なぜヤマギワ推しなのか
ヤマギワは照明メーカーなのですが、他社の照明も含めてオンラインショップで販売しています。
先ほども少し触れましたが、ヤマギワを推すのはやっぱり「コードカット」してくれるところなんです。
▼色々なコードの処理方法
⇒やっぱりコードカットが一番きれいですよね。
▼ルイスポールセンを付けた方の処理方法①
ねじねじ巻いて、きれいにしまってあります。上手に仕上げていますね。
ただ、コード類は熱を持ったり断線したりするのを避けるため、できればねじねじ巻きたくないのも本音・・・。
▼ルイスポールセンを付けた方の処理方法②
⇒こちらの方は、コードリールできれいに仕上げています。
ただ、やっぱりこのコードリール自体がなければさらにすっきりするんですよね。
もちろんコードリールは後から長さを調整できるメリットもあるので、見栄えだけで語るのは間違いかもしれませんが・・。
▼というわけで、ヤマギワの無料コードカットを使うのがベストなんです。
通常コードカット4,500円だそうですのでお得ですね。
また、希望すればコードカットではなくコードリールにしてもらうこともできるそう。
コードの長さは
カットすると、それ以上の長さに戻すことができなくなるので、慎重に長さを決める必要があります。
コードカットの長さは、天井の高さ(240cmくらい)から、照明の先っちょの高さ(140cm前後)までの長さになります。
つまり、この場合は240cm-140cm=100cmくらいで指定することとなります。
ちなみに、ルイスポールセンのPH5では、ダイニングテーブル面から60cmの位置にくるのが公式に推奨されています。
卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らすためには、卓上60センチの位置に吊り下げてください
▼画質 荒っ!
この場合、実際の高さはこうなります↓
ダイニングテーブル70cm
照明のテーブルからの高さ60cm
コードカット長さ110cm
合計=天井 240cm
ただし、以下の場合は、もう少しあげる場合もあるとのこと。
*照明が大きい
*暮らす人の背が高い
*空間全体のバランス
その場合、最大80cmくらいまで上げる場合もあるようです。
ダイニングテーブル70cm
テーブルからの高さ80cm
コードカットの長さ90cm
合計=天井 240cm
▼テーブルから80cmのイメージ
ヤマギワ オンラインショップ
安く安全に確実に施主支給したいなら、個人的にはヤマギワがベストだと思っています。
ルイスポールセンのみならず他のブランドも多数ありまして、さらにはヤマギワ自身の照明にも良いデザインのものがチラホラあります。
ぜひ一度ご覧ください。