どうも、ずしおです(^o^)ノ
これから家を建てる人には注意しておいてほしい「笠木」の話があります。
笠木とは
塀、手摺、腰壁、パラペットなどの頂部に施工する仕上材。
本来は架木(ほこぎ)と呼ばれるべき高欄の最上部の横材も笠木と総称されることが多い。笠木に用いる材料は、笠木を取り付ける壁などの仕上材と同じか、若しくは、金属製の笠木が用いられる。
また、室内の階段や吹抜廻りに設ける手摺壁の頂部に、かぶせて設ける木製の部材も笠木という。
とのこと。(住宅建築専門用語辞典より)
笠木の写真
これ見て、「あれ・・??」と気付きませんか??
ここの部分です ↓
端っこを切断して、切断部を何かで塗装して仕上げているような感じで、あきらかに木の質感ではなくなっています・・・
住友林業クレストでは
こんな感じで、「スタート笠木、両端が化粧されています」なんて記載されているので、きれいに仕上がっているはずなんですよ。
ウチのはなぜきれいに仕上がっていないの???
他の方のブログから
インテリアがとても素敵なぽこりんさんのブログより。
他の方の笠木は超きれいに仕上がってるんです!!
しかも無垢材。こんなのが良かった!
我が家のは、なにかおかしい気がする・・・。
住友林業に聞いてみた
施工ミスかも?ということで、住友林業の担当さんに聞いてみました。
ずしお⇔住友林業さん のメールやりとり
ずしお
私の家の仕上がり方が正しかったのか、ご確認頂けますでしょうか。
住友林業
定期点検時に気がつきませんで申し訳ございませんでした。
仕上がっていない(カットした。) 端部を塗装等によって仕上げなおしたのではと思われますが、現状を確認させていただき対応をご相談させていただこうと思います。
ずしお
ということは、
①部材は、住友林業クレストの「スタート笠木」ではないのか。(であれば、両端とも仕上がっているはず)
②スタート笠木ではなかったとしても(チェリー集成材?)、部材の端部は、少なくとも一方は仕上がっている状態ではないのか。
③端部が仕上がっていない状態(カットされた状態)となったのは何故か。
④ 仕上がっていない端部は塗装仕上げとするのが貴社の標準的な手法なのか。
⑤ 塗装仕上げとしたことについて説明を受けていないと認識しているが、齟齬はないか。
(当時の設計・生産さんに聞けばわかるかもしれませんね)
住友林業
①資材について
資材はスタート笠木を使用していると思われます。
②仕上げの仕様について
端部の仕上がりを他の方法で仕上げるのは正規の方法ではありませんでした。
③原因について
現場加工時に寸法の間違えにより端部仕上げで収めることが出来なく、長尺寸を切り詰め、端部を加工したとの事です。
④ずしお様へのご説明について
ご説明はさせて頂いておらず、現場判断で施工したとの事です。
上記の件については工務店工事管理担当と当初の生産担当に確認は出来ましたが、経緯の詳細については当事者の記憶以外の確認が出来なかったため判明しませんでした。申し訳ございません。
今回ご指摘の件に関しては正規の仕様ではないため、お取替えの工事をさせていただくべきと思いますが、ずしお様のお考えに沿って対応させていただこうと思います。
ということで、交換してもらいました!
現場はコチラ↓
ちなみに階段から見上げると、ロフトとトップライトがあります↓
さて、交換前の状態がこちら↓
ガンガン
パカっと↓
残りもキレイにして・・・
アップはこんな感じ↓
ふう・・・。
竣工後2年も経った家で、家の中がこんなにも工事感あふれる状態になるなんて夢にも思わなかったなぁ・・・。
と感慨にふけっているうちに、あっという間に新しい笠木が取り付けられました!!
どうでしたか?
最後に見比べてみましょうか↓
やっぱ右の方が正しいですよね~。
まとめ
施工ミスを施主に知らせずに、正しくない方法で済ませてしまうことがあります!!
皆さん、よ~く気をつけてください!!(^o^)ノ