2012年に住友林業で建ててもう4年目になってます。
「建てよう」と思ってから「竣工」までわずか10ヵ月、あれよあれよという間に家ができてしまいました。
当時、注文住宅を建てるという一大事業に向けて、失敗しないよう色々調べてはいたものの、竣工してから4年間、引続きブログ村等で情報収集する中で、「根本的に勘違いしてたんだな」と後から気付いたことがあります。
それが 標準仕様 です。
当初、住友林業の建築費で勘違いしていたこととしては
*「坪単価」が最初から決まっている。
*建築面積によって「標準」の建築費になる。
*「提案工事」の部分が追加費用になる。
と思っていました。
例えば
*ドアを引戸に変更する
*コンセントの数を1個増やす
*ユニットバスを変更する
なんてことをしても、建築費は変わらないと思っていたんですね。
これが大間違い。
実際には、先日の記事でも書いたとおりドアのスリット1つで5万円増額になったりしますし、引戸の方が高いですし、コンセントも電気配線が増えるので数千円増えます。
こういう細かい部分は、着工合意前くらいで詳細な建築費が出てきた後の、
いわゆる「仕分け」作業で、仕様変更した部分のおカネが明らかになってくるんですよね。
建築業界では、そういう細かい費用の積み上げを「積算」と言うんですが、
その積算部分を一切開示してもらえないので高いのか安いのかの判断がしにくくて困りますよね。
一般的に工事業者が見積りを出すときには、単価(手間賃程度のわずかな利益を乗せてる)に数量をかけて合計金額を出して、
その合計金額に手数料をかけて見積り金額として提出します。
つまり、住友林業の提案工事と同じですね。
そういうのが標準部分でも裏でこまごま計算されている、というのは理解しておいた方が良いですね。
勘違いしてたの自分だけかな???