どうも、ずしおです(^o^)ノ
住友林業の事例集「自家自讃」Vol.79 の3軒目、『中庭6つで採光とプライバシーを両立する家』について語ります。
いつもどおり、①写真、②住友林業コメント、③ずしおコメント、でお送りします。
外には閉じた、プライバシーを守る外観
正面に見えるのは、白い壁に細いスリットだけ。道路からは、このなかにどんな世界が広がっているか想像もつかない外観デザインです。壁やポーチ屋根が水平のラインを強調し、安定感と重厚感をもたらしています。
*スロープをつけているお宅は珍しいですね。しかも道路の斜面との関係もあって、斜度が限りなく小さくて素晴らしいです。
*壁面の位置に奥行きがあるので、立体感あるように見えて良いと思います。
*玄関ポーチのタイルはグレイスランドかな?
中庭の緑がまず出迎える玄関
中庭に面した玄関ホール。 明るさと開放感が、訪れる人をまずもてなします。 大きなフィックス窓から見えるのはヤマモミジ。 「住みはじめた時は紅葉でした。冬、葉が落ち、春には若葉。見ているだけで楽しい」とご家族の暮らしにも、みずみずしい彩りを添えています。
*玄関入ってすぐに中庭が見える、というのは私の理想でもあります!素晴らしいですね~。
*廊下が奥に続いていく感じも、家の大きさを暗に感じられて良い感じです。
吹抜けのリビングには大きな窓を
2層分をいっぱいに吹抜けにしたリビングは、大胆なほど大きな窓を設けています。 外からは視線が入らないうえに、見えるのも空と緑だけ。 「ソファに座って見上げると、空が見え、雲が流れ、鳥が横切るのが見える。夜の星もとてもきれいですよ」とSさん。
*単純な吹き抜けだけでなく、隅に梁を設けていることで素敵な空間に仕上がっています。
*床とインテリアの木種が異なると、統一感が欠けるケースが多く感じるのですが、こちらのお宅では違和感ないように思いました。施主さんの絶妙なインテリアセンスがあるのでしょう。
中庭ではさまれたリビングとダイニング
両隣りにマンション、向かいはアパートという立地から、プライバシーと採光を確保するため中庭が合計6つもある設計に。「想像もしていないプランでしたが、『やるじゃないか!』って一発で決めました」とSさん。明るく開放感もあり、落ち着いてくつろげます。
*ロの字やコの字、Lの字など、中庭に面するようにするため、色々なパターンがありますが、こちらのお宅では6つも中庭があるとのことで衝撃を受けました。確かに中庭素敵で明るくてプライベート確保できていて、素晴らしいです。図面見たい。。
*レースカーテンなしにしたんですね。プライベート確保できているからこそですね~。
中庭と2階の部屋に光を届けるデッキ
1階の中庭を取り囲むように設けた2階のデッキ。中庭を見下ろす部分の手すり壁には、光を通す素材を使っています。また、デッキに面した部分は掃き出し窓が設けられ、2階フロアに明るい光を採り入れます。
*広い!!
*空中を横に走っている化粧梁が、外観に良い効果をもたらしていることは、1枚目の写真を見てもらえるとわかると思います。
木陰のくつろぎを楽しむ中庭
中庭にはタイルを敷き、樹木や草花を植えています。リビングに面したこの中庭の中央にはヒメシャラ。初夏には白い花が目を楽しませます。冬には落葉して、より多くの光を中庭とリビングへ届けます。
*植栽による緑の量が多いので、四角く高い壁に囲まれた空間ですが窮屈な感じはしません。
はい~。今回も素敵なおうちでした~。参考になりますね~。