どうも、ずしおです(^o^)ノ
ガソリンスタンドで起きた衝撃的なできごと
今日は車で外出していたんですが、ガソリンの残量がギリギリになってきてたんで、高速乗る前に「とりあえずどっかで補給しなきゃな~」と思って、普段行かないガソリンスタンドに寄りました。
(写真はコチラから引用させてもらっています)
一見、どこにでもあるガソリンスタンドですが、ちょっと違うのがお店の名前・・・↓
その名も「KAZUO STAND」・・・
どこのカズオだよ・・・と思いながらも、ひとまずガソリン補給が第一、ということでお店に車を停めて、オーライオーライやってくれてオジサンに「レギュラー満タン、カードで」とお願いしたわけです。
そんで、給油したり窓ガラスを拭いてくれたのも、全部そのオジサンがやってくれて、バイトらしい人も見当たらなかったので、「あぁ、このオジサンがカズオさんなのかな」と勝手に解釈してました。
そんなこんなで給油が終わって、レシートを受け取って衝撃が走りました!
なんと182円/ℓだったんです!!!
カズオ・・コレやばくない?
最近はレギュラーガソリン150円/ℓ前後だったので、「コレ間違ってハイオク入れちゃったのかな!?」と思ったわけです。
私ずしおは学生時代原付バイクに軽油いれてぶっ壊した過去があって、油種の違いの危険さは身をもって認識しているので、思わずカズオさん(?)に「ウチの車ハイオクじゃないですけど・・」と確認したんです。
そうしたらカズオ(?)いわく「ウチは昔からこういう店なんで」と・・・。
・・・要はレギュラーガソリンで182円/ℓらしいんです。
「マジすか・・・入店前に値段確認しときゃよかった・・・。」と意気消沈して帰宅しました。
カズオスタンドについて
帰宅して、「はぁ。。。今日はカズオにやられたわな・・・」と思いつつ、カズオスタンドについて調べていました。
そして知ったのが、あのオジサンはカズオではなかったという事実です。
というのも、KAZUO STANDのカズオとは、二枚目俳優の故 長谷川一夫(1908~1984)さんがかつて経営していたことが由来のカズオだったようなんです!!
長谷川一夫について
日本の俳優。
1908年、京都生まれ。初世中村鴈治郎門下。
もともとは「林長丸」の名で舞台で人気を博していた。
後に「林長二郎」の名で日本映画の代表的な二枚目俳優となる。
男形はもちろん、女形もこなし、宝塚歌劇団のベルサイユのばら演劇指導など、演劇会での地位も確立する。
映画『地獄門』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。1984年に死去。死後、国民栄誉賞が贈られた。
(はてなダイアリーより引用)

アンケート急にほうりこみましたが、古い時代の俳優さんなんで、私ずしおと同じようなアラサーの方なんかは知らないだろうなぁ、と思います。
しかし、なんで私ずしおがKAZUO STAND の長谷川一夫さんの話で一人でこんなに盛り上がっているのか。
それは、太平洋戦争時代、米軍の捕虜になった兵隊さんたちのちょっとおもしろいお話しが関係しています。
兵隊さんのはなし
当時は軍だけでなく日本国内でも「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」という言葉が浸透していたくらい、捕虜になることが良くないことだと考えられていました。
そのため、多くの兵隊さんが「捕虜になるくらいなら」ということで自害していたのですが、捕虜として生き延びることを選択した兵隊さんたちもいました。(どちらの選択も勇気のある行動ですね。。。)
そして、捕虜の施設で自分の名前を名乗るときには、「自分が捕虜となったことが知れたら、家族につらい思いをさせることになるかもしれない」という思いから、本名を隠して名前を伝えた人たちがたくさんいました。
「猿飛佐助です。(架空の忍者だけど・・・)」
「近藤勝三です。(今度は勝つぞぅ!)」
というような具合です。
そして、人気No.1だった名前が、当時の二枚目俳優「長谷川一夫」だったんですね。
その人気ぶりと言えば、1つの施設に5人も長谷川一夫さんが現れたりしたくらいなので、相当なもんです。
ということで
名前だけは知っていた遠い昔の二枚目俳優 故 長谷川一夫さんに意図せず触れ合うこととなったわけでした。
ガソリン代が、いつもより3,000円くらい多くかかったわけですが、長谷川一夫博物館にでも行ったと思って、自分を納得させるずしおでした。
ファンの方はどうぞ。
おしまい。